スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted on --:-- [edit]

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

春は格。あるいは血。  

今年の天皇賞・春の結果を見ると、やはりこのレースを勝つには格、あるいは血の後押しが必要なのだと実感した。
2003年の当該レースだったと思う。人気は前哨戦の阪神大賞典を快勝し、鞍上に盾男・武豊を配したダイタクバートラム。結構な単勝支持率を集めたように記憶している(調べたら2.0倍だった)。勢いは確実に一番だった。一方、出走18頭中GI馬は昨年の菊花賞馬ヒシミラクルとダンツフレームの2頭のみ。共に臨戦過程が惨敗で滅茶苦茶だったせいか、人気を落としていた。しかし、結果はヒシミラクルが格の違いを見せて快勝。ダンツフレームは馬券にこそならなかったが、9番人気に反して5着と掲示板を確保した。1番人気ダイタクバートラムは3着がやっと。最後に突っ込んできたサンライズジェガーに交わされて3着に終わった。
そしてその2着になったサンライズジェガー。父は長距離馬を多く輩出するステイヤー。母父に入ってもその血の底力は強く、タフな馬を多く送り出した。前哨戦は惨敗していたが、この大舞台で血が騒いだ結果だろう。

この例に限らず、秋に比べて春の天皇賞は格や血が物を言うケースが多い。そして今回だ。勢いは間違いなくトゥザグローリーだった。GII連勝に加えて、超がつく良血。ここに来て本格化し、それを待ち望んだファンの後押しもあって1番人気に支持された。しかし僕はバッサリ切った。まず騎手の乗り替わりだ。四位がどうこうではない。本番直前で乗り変わって、これだけの大レースを制するのは至難の業。そんなに甘くはない。3000m超のレースの経験がないのもネックだった。天皇賞・春を目指していたのならば、前走は日経賞ではなく、阪神大賞典でなければならなかった。距離への適正未知数のままでこの人気は危険すぎた。
んでもって本命は文句なしでヒルノダムールだった。父は菊花賞馬マンハッタンカフェ。母父ラムタラ。長距離への適正は申し分ない。前走久しぶりの勝利&初重賞勝ちで厄払いも終わった。藤田の長距離不得手説は気になったが、デビュー以来ずっとコンビを組んできた仲。押しの一手しかないだろう。僕はなんだかんだ言って、ロマン派の競馬ファンなのだ。
対抗はナムラクレセント。この血統で走っていると言うのは奇跡かもしれないが、3000m超のレースでは1-0-2-1と大きく崩れていない。何より前哨戦の阪神大賞典の勝ちっぷりもよく、怪気炎があがっていた。狙うならばここしかなかった。
最後に注目したのは「格」だった。出走18頭中GI馬は5頭。ダービー馬エイシンフラッシュ、JC馬ローズキングダム、一昨年の天皇賞春の覇者マイネルキッツ、2008年の菊花賞馬オウケンブルースリ、そして海外からの刺客にして4000mのカドラン賞を勝っているステイヤー、ジェントゥーである。資金の関係もあり、僕が買えたのはわずか3点。そしてこの中から選んだのはマイネルキッツとジェントゥーだった。格で言えばエイシンフラッシュという目もあったが、どうしてもこの馬に3200mをこなせる絵が浮かばなかったのだ。せめて菊花賞に出ていてくれれば判断も変わったのだろうが、それは言っても後の祭り。
結果はヒルノダムールが読み通り優勝。ナムラクレセントも脅威の粘りを見せて3着。しかし、エイシンフラッシュがダービー馬の意地を見せて2着に割り込んだため、馬券は紙屑と化した。

レースは文句なしに見応えがあった。早めに動いて最後まで粘ったナムラクレセント。距離への不安を考慮してか、ギリギリまで追い出しを我慢したエイシンフラッシュ。有力馬が口を割って折り合いを欠く中、鞍上と阿吽の呼吸でピタリと折り合い、最高のレースをしたヒルノダムール。長距離らしい駆け引きもあり、素晴らしいレースだったように思う。長距離レースはこうでなくちゃならん。
この教訓、来年まで覚えていたい。そして次こそは当てたいものだ。
スポンサーサイト

Posted on 21:27 [edit]

category: 競馬

tb: 0   cm: 2

コメント

見ごたえたっぷり

長距離戦ってジョッキー同士の駆け引きが見た目にわかるのでおもしろいですね。短距離戦でも駆け引きはあるんでしょうが私には見ていてなかなかわかりづらい。当然のように馬券はハズレましたが、見ごたえあるレースでした。

URL | d.a.i #-
2011/05/05 16:04 | edit

>d.a.iさま
昔から長距離は騎手の腕が物を言うと言われていますからねぇ。

関係ないですが、僕の好きな作家の寺山修司は、長距離よりも短距離の方が孤独だと書いていました。だからどうしたということではないですが。

URL | タカアキ #iqhSIKS2
2011/05/05 17:25 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://keibajihen.blog10.fc2.com/tb.php/977-e008bd4a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ブログ内検索

カレンダー

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

過去記事

リンク

アクセスカウンター

私の本棚


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。