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借り物。  

昨日、万馬券を取ったという友人の奢りで酒を飲んだ。その友人が兼ねてから面白いと言っていた本を何冊か貸してくれたので、今日、早速読んだ。本と言っても全て競馬関連で、漫画が3冊とエッセイが2冊である。
漫画は「太陽のマキバオー」と言う週刊プレイボーイで連載されている作品で、数年前にヒットしたみどりのマキバオーの続編である。いちいち説明は省くが、地方競馬が内包する様々な問題を、笑いと皮肉でユーモラスに綴っており、実に読ませる内容になっている。
もう一冊は、競馬界の玉三郎・田原成貴原作、作画が劇画界の大御所・本宮ひろしの異色競馬漫画「勝算」。内容は主人公騎手の息子が誘拐され、その騎手がさつき賞で乗る穴馬を勝たせろと脅迫され、それに立ち向かうと言うミステリー風の仕立て。別段に目新しい内容ではないが、面白いのは登場する騎手たち。竹、尾加部、芝端など実在の騎手たちが微妙に名を変えて登場する。一応、実際の騎手を模した位置づけで出てくるのだが、そのやりとりが我らが知っているような関係とは違うのである。それぞれが内心相手を見下しており、互いに尊敬し合うような感じではない。実際に騎手をやっていた田原が原作という事で、実際は傍目から見るほど仲がよくないのか、と思えるほどに皆狡猾に描かれている。

エッセーはまだ一冊しか読んでいないが、競馬評論家でおなじみの井崎脩五郎が書いた「馬の耳に真珠」は傑作だった。世界中の競馬に関するエピソードや奇談を紹介しているのだが、短いエッセーながら最後のオチが見事なほど鮮やか。どんでん返しの連続で、これが嘘のような話ばかりなのである。特に印象的だったのは「ミセス・ホジキンの奇跡」「天文学的な確率」「夢に生きて、現に死す」。
ミセス~は、女性ながらにノーベル化学賞を受賞した天才化学者が、はじめて訪れた競馬で全レース単勝的中の離れ技をやってのける話。
天文学的~は、隕石に直撃されてレース中に絶命した競走馬の話。さらのその馬の名前がなんと・・・。
そして、もっともの強烈だったのは、夢に生きて~。とある映画のオーディションで、競走馬を募り、最後に2頭が残る。最終的に監督が一頭を選び、映画は無事に撮影された。本物の競走馬をオーディションしたので、その2頭は後々デビューしたのだが、合格した馬は未勝利で終わった。監督曰く「馬格は大きいがスピードがなさそう」と落とされた馬は、なんと・・・。

結末を書きたいが、それは本編を是非読んでもらいたい。本当、世界にはびっくりするような競馬話が転がっているものだ。
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Posted on 00:45 [edit]

category: 競馬

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コメント

喜んでもらえたようで何よりです。
太マキは競馬初心者~、馬の耳には中級者~、勝算は漢(笑)に読んでいただきたいですね。
上級者の方には勿論全編を。

URL | 友人H #-
2008/02/10 16:36 | edit

いやはや、マジで面白かったよ。特に井崎のエッセイは興味深く読ませてもらいました。あれが全部実話だったら、よく探したなぁと感心するし、創作だったらだったで、上手い話を考えたなぁとまた感心しますよ。

今度、オイラもあれこれ貸しますよ。

URL | タカアキ #iqhSIKS2
2008/02/10 18:33 | edit

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