サウスポーのワンダー。
グラスワンダーと言えば右回りでは鬼だが、左回りだと小鬼くらいになってしまうオーソドックススタイルの競走馬だった。過去の映像を見ても、確かに左回りだと加速が悪く、格下の相手にも苦労する始末だった。
種牡馬になってもそんな傾向が遺伝したのか、重賞を勝っているマイネルスケルツィ、サクラメガワンダー共に典型的な右利き。特にスケルツィは右回りならばかなりの強さと安定感を発揮するあたり、グラスワンダーらしいと言えばらしい。
ところが今年のNHKマイルCにエントリーした唯一のグラスワンダー産駒、マイネルレーニアは少々毛色が違う。これまで8戦して3勝しているが、その全てが左回り。逆に右回りだと10着、5着、3着、9着と振るわないのである。右利きワンダーから生まれたサウスポー。多分突然変異だと思う。右回りのトライアル、ニュージーランドTで都合良く吹っ飛んでくれて、本番では人気が落ちるだろう。頭から、とは言わなくとも強力な軸候補である。松岡の兄やんも、皐月賞の雪辱はここで果たす。
皐月賞組からはアサクサキングス、マイネルシーガル、ローレルゲレイロの3頭が参戦するが、やはり怖いのはゲレイロ。5枠10番の絶好枠を引き当てて、勝ち負けは必至(であってほしい)。そろそろ藤田の一発がある頃だろう。アサクサも東京巧者であり、百日草特別のレースっぷりが良かったし、無視はできないか。シーガルも東京は2戦2勝で好相性。適距離に戻るここは勝負気配濃厚。なんかこの3頭BOXでいいような気もする。
本来のNHKマイルCの意義から考え、○外も一応チェックしたい。NZT3着のワールドハンター(父ジェイドハンター)。てっきりジェイドロバリー産駒かと思っていた。まあ人気はないだろうが、さすがにいらない。せめて芝で1勝してればなぁ、と。
良く分からないのがシベリアンバード(父Stormy Atlantic)。NZTは鞍上のミスで、着順ほど負けていないという意見もあるようだが、ちょっと地力不足の感も否めない。ここまで手を伸ばせないし。
最後の一頭はダノンムロー(Gone West)。昨年、絶対いらないと思ったロジックを神業で勝たせた武豊。怖いのはそれだけだが、さすがに今年こそ無理だろう。実際、スズカコーズウェイが除外を喰って、こちらに乗ることになったはず。今回はオリンピックということで無視。
ということで、今年も多分○外の出番はないだろう。日本生産界も安泰ですな。締め出し成功で、さぞ喜んでいることと思う。
故障明けの実績馬、オースミダイドウ、ゴールドアグリはさすがにいらない。ダート路線を行けば良かったのに色気を持ったシャドウストライプも多少人気するだろうから切る。NZTの1,2着は完全無視とまではいかないが、やはり厳しそう。
気になるのはダイレクトキャッチだが、ダービーを目指すならば何故青葉賞あるいはプリンシパルSに行かなかったか。G1と言えどもこのメンツなら休み明けでも勝てると踏んだか(勝たねば賞金的にダービーに出られないはず)、あるいは距離に対する不安か。取捨が悩ましい。
イクスキューズも同じである。ここまで過酷なローテを組むのは何故か。ただオークスを捨て、鞍上横典を配して来た辺り、勝負気配が漂ってはいる。
グラスワンダー産駒に初Gの栄冠を与えて欲しいし、藤田に久しぶりの美酒を味わって貰いたいし、ダービー戦線を盛り上げる意味でもダイレクトに勝って欲しい。この3頭同着にならねぇかな。
種牡馬になってもそんな傾向が遺伝したのか、重賞を勝っているマイネルスケルツィ、サクラメガワンダー共に典型的な右利き。特にスケルツィは右回りならばかなりの強さと安定感を発揮するあたり、グラスワンダーらしいと言えばらしい。
ところが今年のNHKマイルCにエントリーした唯一のグラスワンダー産駒、マイネルレーニアは少々毛色が違う。これまで8戦して3勝しているが、その全てが左回り。逆に右回りだと10着、5着、3着、9着と振るわないのである。右利きワンダーから生まれたサウスポー。多分突然変異だと思う。右回りのトライアル、ニュージーランドTで都合良く吹っ飛んでくれて、本番では人気が落ちるだろう。頭から、とは言わなくとも強力な軸候補である。松岡の兄やんも、皐月賞の雪辱はここで果たす。
皐月賞組からはアサクサキングス、マイネルシーガル、ローレルゲレイロの3頭が参戦するが、やはり怖いのはゲレイロ。5枠10番の絶好枠を引き当てて、勝ち負けは必至(であってほしい)。そろそろ藤田の一発がある頃だろう。アサクサも東京巧者であり、百日草特別のレースっぷりが良かったし、無視はできないか。シーガルも東京は2戦2勝で好相性。適距離に戻るここは勝負気配濃厚。なんかこの3頭BOXでいいような気もする。
本来のNHKマイルCの意義から考え、○外も一応チェックしたい。NZT3着のワールドハンター(父ジェイドハンター)。てっきりジェイドロバリー産駒かと思っていた。まあ人気はないだろうが、さすがにいらない。せめて芝で1勝してればなぁ、と。
良く分からないのがシベリアンバード(父Stormy Atlantic)。NZTは鞍上のミスで、着順ほど負けていないという意見もあるようだが、ちょっと地力不足の感も否めない。ここまで手を伸ばせないし。
最後の一頭はダノンムロー(Gone West)。昨年、絶対いらないと思ったロジックを神業で勝たせた武豊。怖いのはそれだけだが、さすがに今年こそ無理だろう。実際、スズカコーズウェイが除外を喰って、こちらに乗ることになったはず。今回はオリンピックということで無視。
ということで、今年も多分○外の出番はないだろう。日本生産界も安泰ですな。締め出し成功で、さぞ喜んでいることと思う。
故障明けの実績馬、オースミダイドウ、ゴールドアグリはさすがにいらない。ダート路線を行けば良かったのに色気を持ったシャドウストライプも多少人気するだろうから切る。NZTの1,2着は完全無視とまではいかないが、やはり厳しそう。
気になるのはダイレクトキャッチだが、ダービーを目指すならば何故青葉賞あるいはプリンシパルSに行かなかったか。G1と言えどもこのメンツなら休み明けでも勝てると踏んだか(勝たねば賞金的にダービーに出られないはず)、あるいは距離に対する不安か。取捨が悩ましい。
イクスキューズも同じである。ここまで過酷なローテを組むのは何故か。ただオークスを捨て、鞍上横典を配して来た辺り、勝負気配が漂ってはいる。
グラスワンダー産駒に初Gの栄冠を与えて欲しいし、藤田に久しぶりの美酒を味わって貰いたいし、ダービー戦線を盛り上げる意味でもダイレクトに勝って欲しい。この3頭同着にならねぇかな。
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タイトルから昨年の新潟大賞典の覇者オースミグラスワンの話題かと早合点してしまいました。
大阪‐ハンブルグCで競走中止→放牧で、明日の新潟大賞典は不参加ですが、何とも不思議な適性を持った馬と認識しています。
大阪‐ハンブルグCで競走中止→放牧で、明日の新潟大賞典は不参加ですが、何とも不思議な適性を持った馬と認識しています。
そういえば、オースミグラスワンもサウスポー気味だよね。ただ平坦向きかもね。
2007-05-04 23:42 :
タカアキ URL :
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