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今年のダービーは何もかもが異常だ。皐月賞の東京開催、世界最高のジョッキー・デットーリの参戦、出走18頭全てがサンデーサイレンスの孫、そして恐らくの極悪不良馬場。推理の病巣が多すぎて、どこからメスを入れたらよいものか、本番を明日に控えた今になっても分からないでいる。

皐月賞の東京開催についてはあれこれと検討してきた。その結果、オルフェーヴルのダービー優勝確率を約20%と結論づけたわけだが、先日改めて今年の皐月賞のVTRを観直した。
エイシンオスマンがハナを切り、人気のサダムパテックは中団、勝ったオルフェーヴルはさらに後ろでそのサダムパテックを見るような位置。隊列は大きく変わらず、1000m通過が60.3秒。逃げたエイシンオスマンは6馬身ほど離して軽快に逃げている。そのままホームストレッチへ。とたんに戦況が激変し、馬群がぎゅっと詰まる。エイシンの逃げは一気になくなった。この時点でサダムパテックは最内で5、6番手、オルフェーヴルも似たような位置取りだが、こちらは馬群真ん中辺り。残り400m辺りから各馬が一斉に追い出しはじめる。外からはダノンバラードやナカヤマナイトらが襲い掛かり、レースはラスト200mへ。ここでオルフェーヴルに火がつき、一気に抜け出す。サダムパテックもやっと加速し始めるが、オルフェーヴルの脚色は衰えない。そのまま差は詰まらずオルフェーヴルが3馬身差で優勝した。
同じような位置でレースをしたサダムパテックとオルフェーヴルに、何故3馬身もの差がついたのか。皐月賞から推察するに、それは「反応の速さ」ではないだろうか。前が開き、追い出し始めると一気に伸びたオルフェーヴルに対して、サダムパテックはどこかモタモタした印象を受けた。トップギアに入ってからはサダムパテックも流石、ダノンバラード辺りを軽く交わすのだが、時すでに遅しだった。この結果を一部ネットでは「オルフェーヴルに出し抜かれた」と結論づけていた輩がいたが、それは違うだろう。出し抜くとは今日行われた目黒記念のようなことを言うのだ。結局何を言いたいかと言えば、確かに過去のデータから導くとオルフェーヴルの優勝確率は20%程度ということになるが、皐月賞を観なおして思ったのは「皐月賞組では逆転は難しい」ということである。特にサダムパテックは厳しい。人気を背負っているだけに慎重にならざるを得ないだろうし、岩田は巧いが何故かダービーでは結果を出せていない。逃げる、あるいは不良馬場にも関わらず最後方一気にかけるぐらいの博打を打たなければ、オルフェーヴル逆転は難しい。

そもそも皐月賞直後、ダービーではデボネアを狙おうと思っていた。皐月賞で好走しつつ、ダービーでは相変わらず伏兵扱い。しかしダービーでも激走。そんなパターンの馬だと思ったからである。しかし、好事魔多し。まさかまさかのデットーリ騎乗が実現してしまった。注目度は一気に上がり、旨みは一気になくなった。
確か2002年のJCダートだったと思うが、人気薄のイーグルカフェを勝たせたことがあった。出遅れ癖のある馬をスッとスタートさせただけでも驚きだったが、人気の三歳勢(アドマイヤドン、ゴールドアリュール)を押さえ、最後大外から突っ込んできたリージェントブラフをも凌ぎきり、勝利まで導いた瞬間は開いた口が塞がらなかった。このレース直後、社台総帥は「デットーリが乗ると5馬身は違う」と評した。それだけでなく、翌日のジャパンカップをまたまた伏兵ファルヴラブで優勝してしまい、5馬身違うという話もまんざら大げさではないことを実感したのである。
だが、と思う。デットーリの腕は疑う余地はないが、ダービーはふらっと短期免許で来日して獲れるほど甘くはない。いや、そうあって欲しいのだ。また、デットーリはダービーとは縁がない。1985年に騎手免許を取得して以降、わずか9年で英国平地競走のリーディングを獲得。その後も1日7レース全勝やら先にあげたJCの連日制覇など世界中で華々しく活躍してきたが、本場英国ダービーを勝ったのは2007年のオーソライズドが初めて。実に22年もかかっているのだ。それだけダービーは他のレースと質が違う。舐めてはいけない。

折からの雨で、懸念した通り府中の芝は不良となった。そして今なお雨は降り続いており、本番までにどれだけ馬場が悪化するのかは分からない。こうした事態に備えて重適正の馬を検討してきたが、そんな適正もぶっ飛びそうな極悪馬場になる可能性もある。そもそも出走18頭が全てサンデーサイレンスの孫である。血統から何かを導こうという考え自体、虚しい気もするし、不毛な気がするのだ。種牡馬能力検定競走という響きが、白々しく聞こえてくる。
結局、買いたいを馬を信じて買うしかないのだ。

当初の直感を信じて、フェイトフルウォーから攻めてみる。皐月賞は京成杯以来の休み明けで度外視。デビュー以来ずっと手綱を取ってきたのは勝春。一朝一夕の関係ではない。重い馬場もデビュー戦で経験済みだし悪くはない。
対抗は府中でのパフォーマンスが明らかに違ったウインバリアシオン。タイムだ戦績だと言われるが、これだけ馬場が悪くなれば持ち時計も関係あるまい。通常の青葉賞勝馬に比べて人気もない。相当の府中巧者だと見ている。
オルフェーヴルも対抗筆頭。フェイトフルウォーを本命と言っておきながら何だが、皐月賞組には負けないような気もしている。馬場が馬場だけにあまり後ろからになると届かずという可能性はあるが、それはもう池添にコントロールしてもらうしかない。
昨日の金鯱賞を勝ち、乗っている福永のユニバーサルバンクも押さえる。恐らく血統的に言えば、この馬がもっとも雨を得意とするはず。間違ってもルーラーシップよろしく、出遅れ→捲くりみたいなことはしないで欲しい。府中でそれは無理だ。
大穴はオールアズワン。腐っても、札幌2歳→ラジオNIKKEI→弥生賞とクラシック王道ローテを歩んできた馬。皐月賞は大外だったと言うのならば、内に入った今回は違うはず。藤田も2戦目、中間はビッシリ調教したようで、一発があっても不思議ではない。失うものはないのだ。藤田には思い切った騎乗を願う。

基本はこの5頭。あとは気まぐれで何頭か加えたり外したりするつもりである。ご清聴ありがとうございました。それではダービー終了後にまたお目にかかりたいと思います。
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Posted on 01:58 [edit]

category: 競馬

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コメント

いよいよあと2時間あまりとなりましたね。
迷いに迷いましたが、私も当初の直感を信じてコティリオンで勝負してみようと思います。
あとは、ユニバーサルバンク、ベルシャザール、オルフェーブルをからめて・・・。
年に一度の競馬の祭典。熱戦を期待です!

URL | d.a.i #-
2011/05/29 13:38 | edit

サダムパテックは軽視しています。
大物感がない。
クラシック最有力と言われながらG3馬で終わってしまったフサイチホウオーがダブります。
とはいっても、掲示板に載ってくる確率が一番高い馬だとは思うので、4コーナーで団子状態の中から、この馬よりもいい上がりを出せる馬が優勝争いすると見ます。
オルフェーヴル、コティリオン、デボネア、ロッカヴェラーノ。

URL | p4p. #tS/D58TE
2011/05/29 14:10 | edit

サダムパテックとオルフェーヴルの皐月賞での差はスムーズに行ったか行かなかったかの差だと(陣営談なので言い訳かも)。
近年のダービーはイン差し有利&馬場悪化なので、内を回るであろうサダムパテック重視、外を回るであろうオルフェーヴルはマルセリーナ同様軽視でいきます。
まぁ、本命はとことんナカヤマナイトですが。

URL | Heaven #-
2011/05/29 14:32 | edit

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