- Date: Tue 14 02, 2012
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事実は小説よりも奇なり、を地で行く一冊。
相変わらず濫読の日日が続いている。インスピレーションで買ってもなかなか「これはっっっ」という一冊に出会うのは難しい。だから週刊現代に連載されている「私の最高の10冊」というコーナーで紹介される本をよく参考にするのだが、そこでホームランが飛び出した。それがトルーマン・カポーティ著「冷血」である。
本の後表紙に記載されている概要を借用すれば
「カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件。被害者は皆ロープで縛られ、至近距離から散弾銃で射殺されていた。このあまりにも惨い犯行に、著者は5年余りの歳月を費やして綿密な取材を遂行。そして犯人2名が絞首刑に処されるまでを見届けた。捜査の手法、犯罪者の心理、死刑制度の是非、そして取材者のモラル−−。様々な物議をかもした衝撃のノンフィクション・ノヴェル。」
ミステリー小説のようなあっと驚く大どんでん返しやトリックはない。SF小説のような突飛な設定や超未来的科学もない。ただひたすらに事実を追っていく。読む手が止まらない。読み終えた後にやってくるのは、強烈なパンチを受けたような衝撃だった。これは傑作だと思う。
映画でもそうだが、僕は比較的実話ベースの話が好きな方だ。クロウだとかモンスターだとか17歳のカルテだとか。人の心を撃つ力は、ただただ真実を追究した先にのみ、あるのかもしれないなぁ。
本の後表紙に記載されている概要を借用すれば
「カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件。被害者は皆ロープで縛られ、至近距離から散弾銃で射殺されていた。このあまりにも惨い犯行に、著者は5年余りの歳月を費やして綿密な取材を遂行。そして犯人2名が絞首刑に処されるまでを見届けた。捜査の手法、犯罪者の心理、死刑制度の是非、そして取材者のモラル−−。様々な物議をかもした衝撃のノンフィクション・ノヴェル。」
ミステリー小説のようなあっと驚く大どんでん返しやトリックはない。SF小説のような突飛な設定や超未来的科学もない。ただひたすらに事実を追っていく。読む手が止まらない。読み終えた後にやってくるのは、強烈なパンチを受けたような衝撃だった。これは傑作だと思う。
映画でもそうだが、僕は比較的実話ベースの話が好きな方だ。クロウだとかモンスターだとか17歳のカルテだとか。人の心を撃つ力は、ただただ真実を追究した先にのみ、あるのかもしれないなぁ。
- Date: Tue 14 02, 2012
- Category: 競馬
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ダービー馬を確率論で考える〜縁起のいいレース・悪いレース〜
拙ブログで推奨したディープブリランテが共同通信杯で負けてしまった。休み明け+終始入れ込みまくりのレースでも二着したことを評価する向きもないではないが、やはりダービー候補から一歩後退と言わざるを得ない。そもそも個人的には成長が感じられないレースだった。オルフェーヴルやディープスカイのように2月辺りからまるで替え馬なんじゃないかと思ってしまうほど急成長する馬がいる一方、華々しくデビューした後に思うような成長を遂げられない馬がいることも事実。何となくディープブリランテは後者なような気がしてならない。身も蓋もない話だが、何故に共同通信杯を使ったのだろうか? 当該レースからは2001年のジャングルポケット以来ダービーの勝ち馬どころか連対馬すらな出ていない、ある意味鬼門重賞。近年は中山を毛嫌いする傾向があるようだが、クラシックを見据えるならば東京にこだわらなくても良かったような気もするが。
さてタイトルの「縁起の良いレース・悪いレース」の話。すでに述べたが共同通信杯は縁起が悪いレースである。仮に勝ってもダービーでは結果が出ない。負けてはなおのこと、だ。原因はレース間隔なのか何なのか知らないが、ディープブリランテはもちろん、やっと重賞が勝てたゴールドシップとて楽観はできない。
一方、比較的縁起がいいのが「きさらぎ賞」。昨年など三着に負けたオルフェーヴルは後に三冠馬になったし、2006年〜2009年にかけてはダービー馬一頭(メイショウサムソン)、二着馬を三頭(アサクサキングス、スマイルジャック、リーチザクラウン)と連続で輩出している。さらに遡れば優勝馬からはネオユニヴァース、スペシャルウィークの両ダービー馬やダービー二着のナリタトップロード、当レースを三着に負けてダービーで二着だったハーツクライなど、錚々たる顔ぶれが並ぶ。特筆すべきは仮に負けてもダービーでは好成績を残している、ということだ(無論、惨敗は論外だが)。三着までに入っていれば、まだまだ見限れない。今年はワールドエース、ヒストリカル、ヴェールドインパクトのディープ三兄弟。ワールドエース辺りはかなり人気を集めそうでわざわざ語るまでもないが、個人的にはダービー向きっぽいということでヒストリカルを推しておこう。
ディープスカイ、キングカメハメハの二頭のダービー馬と、二着のアドマイヤメインを出している毎日杯は判断が難しい。この二頭ともに皐月賞はパスし、NHKマイルCからダービーと獲った、いわば邪道組。またここで負けた馬はダービーではまるで用無しなので、縁起がいいとは言い切れない。ただ今年は現在まで重賞二勝馬が不在の群雄割拠。遅れてきた「第三の男」がダービーを勝つなんてことがあるかもしれない。とりあえず、勝ち馬ぐらいは頭の片隅にチェックしておきたい。
シンザン記念も厄介。基本、勝つことが必須。タニノギムレットしかり、三着だったアドマイヤオーラやアントニオバローズしかり。しかし、ここでも負けたオルフェーヴルがダービーに優勝。一体、この馬は何なのだろうか。本当に替え馬じゃないだろうか。まあオルフェーヴルを例外とすれば勝ち馬以外(ダイワスカーレットという化け物も除く)はいらない。と思ったら、今年の勝ち馬は牝馬だった。ダービーに出るか?
一時期はクラシック登竜門と呼ばれたラジオNIKKEI杯(旧ラジオたんぱ杯)。開催が二歳暮れということもあり、大きく負けた馬の中にもダービーで巻き返した馬もいる。ここで四着だったウインバリアシオンはダービーで二着、五着だったアサクサキングスも同二着などだ。と言うか、このレースは世代によってかなりレベルに差が出る。出走馬中にクラシックでも活躍する馬がゴロゴロいる年もあれば、まったくぱっとしない年もある。今年は二着だったゴールドシップが次走で早くも重賞を勝ったことから、もしかしたら当たり年かもしれない。勝ち馬アダムスピークは名前の法則(前回記事を参照のこと)でも浮上した馬だし。問題は鞍乗か?ルメール、まさかダービーに乗りにこないよなあ。
残念なのは朝日杯組。三冠馬ナリタブライアンも今や昔。昨今では、ローズキングダムの優勝→ダービー二着以外は、勝ち馬も負けた馬もダービーではことごとく涙を飲んでいる。今世代、無敗で制覇したアルフレードには嫌なデータだ。あえて言うならば、朝日杯組は狙うならば皐月賞。キャプテントゥーレ、サクラプレジデント、エイシンチャンプ、メイショウボーラーなど、複勝圏内には何頭か送り出している。ただ今年の面子を見る限り、厳しいかもしれない。
以上、全てではないが「縁起の良いレースと悪いレース」を検証してきた。順位をつけるならば……
1.きさらぎ賞
2.ラジオNIKKEI賞
3.毎日杯
4.シンザン記念
5.朝日杯
6.共同通信杯
と言う按配だ。もちろん、この他にも沢山あるだろうが、そこまで調べる気力がなくなった。
調べてみて思ったことは、縁起が悪いレースは勝っても負けてもやはり駄目で、縁起が良いレースは仮に負けても巻き返せる可能性がある、と言うことだ。何でもかんでも勝ってしまうディープインパクトの様な馬はおいそれと現れるものではないのだ。たまたまと言ってしまえばそれまでだし、もしかしたら鬼門の共同通信杯を勝ったゴールドシップが今年はジンクスを破るかもしれない。このデータはあくまで選択肢であって、道標ではないのだ。
色々検証してみた結果、現時点での私のダービー予想をぶちかましておく。
アダムスピーク、ヒストリカル、ゼロス
唐突に登場したゼロスは地味だからなのか何なのか、盲点になりそう。当馬掲示板に書いてあったがサニーブライアンを彷彿とさせる逃げ馬だ。
とりあえず、この三頭が皐月やダービーで相見えることがあったら、忘れずに三頭BOXを買いたいと思う。
さてタイトルの「縁起の良いレース・悪いレース」の話。すでに述べたが共同通信杯は縁起が悪いレースである。仮に勝ってもダービーでは結果が出ない。負けてはなおのこと、だ。原因はレース間隔なのか何なのか知らないが、ディープブリランテはもちろん、やっと重賞が勝てたゴールドシップとて楽観はできない。
一方、比較的縁起がいいのが「きさらぎ賞」。昨年など三着に負けたオルフェーヴルは後に三冠馬になったし、2006年〜2009年にかけてはダービー馬一頭(メイショウサムソン)、二着馬を三頭(アサクサキングス、スマイルジャック、リーチザクラウン)と連続で輩出している。さらに遡れば優勝馬からはネオユニヴァース、スペシャルウィークの両ダービー馬やダービー二着のナリタトップロード、当レースを三着に負けてダービーで二着だったハーツクライなど、錚々たる顔ぶれが並ぶ。特筆すべきは仮に負けてもダービーでは好成績を残している、ということだ(無論、惨敗は論外だが)。三着までに入っていれば、まだまだ見限れない。今年はワールドエース、ヒストリカル、ヴェールドインパクトのディープ三兄弟。ワールドエース辺りはかなり人気を集めそうでわざわざ語るまでもないが、個人的にはダービー向きっぽいということでヒストリカルを推しておこう。
ディープスカイ、キングカメハメハの二頭のダービー馬と、二着のアドマイヤメインを出している毎日杯は判断が難しい。この二頭ともに皐月賞はパスし、NHKマイルCからダービーと獲った、いわば邪道組。またここで負けた馬はダービーではまるで用無しなので、縁起がいいとは言い切れない。ただ今年は現在まで重賞二勝馬が不在の群雄割拠。遅れてきた「第三の男」がダービーを勝つなんてことがあるかもしれない。とりあえず、勝ち馬ぐらいは頭の片隅にチェックしておきたい。
シンザン記念も厄介。基本、勝つことが必須。タニノギムレットしかり、三着だったアドマイヤオーラやアントニオバローズしかり。しかし、ここでも負けたオルフェーヴルがダービーに優勝。一体、この馬は何なのだろうか。本当に替え馬じゃないだろうか。まあオルフェーヴルを例外とすれば勝ち馬以外(ダイワスカーレットという化け物も除く)はいらない。と思ったら、今年の勝ち馬は牝馬だった。ダービーに出るか?
一時期はクラシック登竜門と呼ばれたラジオNIKKEI杯(旧ラジオたんぱ杯)。開催が二歳暮れということもあり、大きく負けた馬の中にもダービーで巻き返した馬もいる。ここで四着だったウインバリアシオンはダービーで二着、五着だったアサクサキングスも同二着などだ。と言うか、このレースは世代によってかなりレベルに差が出る。出走馬中にクラシックでも活躍する馬がゴロゴロいる年もあれば、まったくぱっとしない年もある。今年は二着だったゴールドシップが次走で早くも重賞を勝ったことから、もしかしたら当たり年かもしれない。勝ち馬アダムスピークは名前の法則(前回記事を参照のこと)でも浮上した馬だし。問題は鞍乗か?ルメール、まさかダービーに乗りにこないよなあ。
残念なのは朝日杯組。三冠馬ナリタブライアンも今や昔。昨今では、ローズキングダムの優勝→ダービー二着以外は、勝ち馬も負けた馬もダービーではことごとく涙を飲んでいる。今世代、無敗で制覇したアルフレードには嫌なデータだ。あえて言うならば、朝日杯組は狙うならば皐月賞。キャプテントゥーレ、サクラプレジデント、エイシンチャンプ、メイショウボーラーなど、複勝圏内には何頭か送り出している。ただ今年の面子を見る限り、厳しいかもしれない。
以上、全てではないが「縁起の良いレースと悪いレース」を検証してきた。順位をつけるならば……
1.きさらぎ賞
2.ラジオNIKKEI賞
3.毎日杯
4.シンザン記念
5.朝日杯
6.共同通信杯
と言う按配だ。もちろん、この他にも沢山あるだろうが、そこまで調べる気力がなくなった。
調べてみて思ったことは、縁起が悪いレースは勝っても負けてもやはり駄目で、縁起が良いレースは仮に負けても巻き返せる可能性がある、と言うことだ。何でもかんでも勝ってしまうディープインパクトの様な馬はおいそれと現れるものではないのだ。たまたまと言ってしまえばそれまでだし、もしかしたら鬼門の共同通信杯を勝ったゴールドシップが今年はジンクスを破るかもしれない。このデータはあくまで選択肢であって、道標ではないのだ。
色々検証してみた結果、現時点での私のダービー予想をぶちかましておく。
アダムスピーク、ヒストリカル、ゼロス
唐突に登場したゼロスは地味だからなのか何なのか、盲点になりそう。当馬掲示板に書いてあったがサニーブライアンを彷彿とさせる逃げ馬だ。
とりあえず、この三頭が皐月やダービーで相見えることがあったら、忘れずに三頭BOXを買いたいと思う。





